かかりつけ薬剤師を指名するメリット
ひとりの薬剤師がひとりの患者さんの服薬状況を一カ所の薬局でまとめて管理し、かつ、それを継続して行う機能です。
薬を安全・安心に使用していただくため、処方薬や市販薬など、あなたが使用している薬の情報を一カ所でまとめて把握し、薬の重複や飲み合わせのほか、薬が効いているか、副作用がないかなどを継続的に確認します。
患者さん専任の薬剤師をつくることができる
こんなことはありませんか？
「あの薬剤師に話したのに、また同じことを聞かれてしまう」
「プライベートなことも含む相談なので信用できる人にしたい」
「家に帰ってから誰に薬の相談をすれば良いかわからない」
安心してください、患者さんがかりつけ薬剤師を指名することで、そのような心配はなくなります。お薬や医療情報などのわからない点や不安に感じる点など専任薬剤師が対応します。
かかりつけ薬剤師が24時間フルサポート
こんなことはありませんか？
「市販薬（一般用医薬品・OTC医薬品）を購入したけど聞きたいことがある」
「夜中に急にお腹が痛くなった。薬の副作用か心配」
専任の薬剤師が休日や夜間など薬局の開局時間外も、電話で薬の使い方や副作用等、お薬に関する相談に応じています。また、必要に応じて夜間や休日も、処方せんに基づいてお薬をお渡しします。
医療機関との連携体制が強くなる
こんなことはありませんか？
「病院に症状のことをうまく伝えられなかった」
「医師や看護師に伝えてほしいことがある」
「どの病院に行けば良いかわからない」
処方内容を確認し、必要に応じて医師への問い合わせや提案を行います。患者さんに薬を渡した後も患者さんの状態を見守り、その様子を処方医にフィードバックしたり、残薬の確認を行います。お薬だけでなく、広く健康に関する相談にも応じ、場合によっては医療機関への受診もお勧めすることもあります。また、地域の医療機関とも連携し、チームで患者さんを支えられる関係を日ごろからつくっています。
「かかりつけ薬局」に当薬局を選んでください
普段から何でも相談できる「かかりつけ薬局」をお持ちですか？
顔なじみの薬剤師がいる「かかりつけ薬局」を一つ決めておくことを、オススメします。皆さんが使用する薬を一つの薬局でまとめて管理すると、複数の医療機関から同じ薬が処方されていることに気づいたり、相互作用が起きるのを防ぐことができるからです。
また、薬局では、処方せんによる調剤のみならず、市販薬や健康食品の取り扱い、介護関連商品の相談なども行っています。たとえば、かぜのひきはじめや発熱したときに、薬剤師が症状に合わせて適切な市販薬を選ぶお手伝いをしたり、医療機関への受診をおすすめすることもあります。
介護の不安や心配ごとも、薬剤師がお話しを伺い、薬と健康に関する幅広い知識をもとに解決策を提案します。
複数の薬局に行くのではなく、いつでも気軽に相談できる「かかりつけ薬局」を一つ決めてみてはいかがでしょうか。
次に「かかりつけ薬剤師」を見つけてください
当薬局ではかかりつけ薬剤師の要件を満たすための十分に経験の積んだ薬剤師を各店舗に配備して対応しております。薬局をご利用の皆様は各店舗での対応薬剤師に「かかりつけ薬剤師」の指名をお願いできれば幸いです。
かかりつけ薬剤師の要件
- 薬剤師として薬局での勤務経験が３年以上
- その薬局に週32時間以上勤め、かつ1年以上在籍している
- 医療に関する地域活動に参画している
- 薬剤師研修認定等を取得している
「かかりつけ薬剤師」を十分に活用してください
かかりつけ薬剤師は、皆さんの健康サポーターとして薬局内はもちろんのこと、薬局以外の場所でも活動しています。
処方せんをお持ちでなくても薬や健康のことで不安があれば、夜間や休日もサポートしていますのでかかりつけ薬剤師にご相談ください。必要に応じて地域の医療機関など、さらに詳しく相談できる窓口の紹介もしています。